人生の備忘録

東京の国立大学卒業後、サッカー選手を目指して八戸とドイツでサッカーをしていました。先日、娘が生まれました。主に幸せについて考えて書いたりしてます。

信じるということについて

 

現在4節が終わり、1勝1敗2分。
個人的には1試合目から
途中出場→途中出場→出場無し→先発出場(←New!)
少しずつではあるが、前進している。


先日の2節目の試合後、監督に「今日はどうだった?」と聞かれた。

「満足できるプレーができなかった。もっともっとやらなきゃいけない」という旨をカタコトのドイツ語で伝えると、
「お前はもっと冷静にならなければならない。お前は素晴らしい選手なんだ。俺はお前を信じているんだからな」と言ってもらえた。

 

 

監督にお前を信じていると言われることなんて、サッカー人生で一度もなかったからその日はすごく自信になった。

 

 

しかし数週間経ち、また納得のいかないプレーの日々が続いた。なぜ上手くいかないのかたくさん悩んだ。悩んだ挙句、監督に相談してみた。

「僕はあなたが言うようにもっと冷静になりたい。そしてもっといい選手になりたい。どうしたら僕はもっといい選手になれる?」と。

 

すると監督室に呼び出され、得意ではない英語を一生懸命使いながらこう言われた。

 


「ヨシ、お前は俺のことを信じていないのか?この間も言っただろ?お前は素晴らしい選手だって。通常であれば、お前は90分間試合に出るべき選手。プレシーズンのパフォーマンスが素晴らしかったからだ。
そのときのパフォーマンスが90%だとしたら今のパフォーマンスは75%だ。でもそれは普通のこと。なぜなら公式戦は特別だからだ。我々は勝たなければならないし、プレシーズンとは緊張感も違う。ましてや、ヨシは文化も言葉も食事も天気さえ違う国に来ているんだ。最初から上手くいかなくて当然だよ。そのことでお前が戸惑いを感じてることも俺たちは理解している。でもこれはプロセスなんだ、最初の途中出場で70%、次の試合で75%、その次で80%…。物事にはプロセスが必要なんだ。だから絶対にネガティブに考えたり、シリアスになってはいけないよ。俺はお前を信じているんだ。俺のことを信じてくれるか?」

 

信じるということがどういうことなのか、少しわかった気がした。


今まで築いてきた関係から、うわべの言葉ではないことがわかったし、監督が信じてくれるから自分も監督を信じよう、そして自分のことも信じようと思えたし、この監督のためにチームに貢献したいとも思えた。

 


決して無差別に無条件に信じることがいいとは思わない。ある程度の基盤は確かに必要。それでも信じることから信頼関係が生まれるし、信じることで自信を与えることもできる。

 

そして自分を疑うことは、自分を信じてくれる人を疑うことと同じだということも学んだ。

 

サッカーに限らず、強固な信頼関係を持てる人生はより豊かなものになるはずだ。

またサッカーを通じて、人生で大切なことを学べた。

 


シーズン終了まであと2ヶ月半。
残りの時間で何を残せるのか、何を収穫できるのか。後悔しないようにやりきろう。

 

 

Tschüss 

 

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