人生のびぼー録

サッカー選手、教師を経て営業マンになった人のブログです。

スマートな男は自慢をしない

 

読書好き=賢いというのは偏見だ。

そのいい例が私だ。

そんな私でも読書ノートをつけるのが趣味の一つだったりもする。

(本の中で印象に残った部分を書き写すだけ。バカニスルナヨ)

そして先日、その読書ノートの3冊目を書き終えた。

 

この3冊に100冊超分の記録。ついニヤけてしまいそうになる。

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その中の特に好きな5冊から、自分が心を動かされた言葉を紹介して、今日は寝ることにする。

 

 

「お前の心があるところに、お前の宝物が見つかる。」

→人生のバイブル。ドイツに行くきっかけにもなった。

 

 

コーヒーの人

コーヒーの人

 

「人生は自分だけのものだから、たくさんの人に理解されなくてもいいんです。家族や大切な人だけがわかってくれればいい。」

「自分が情熱を込めて、コーヒーを作っているかどうか“だけ”を大事にしたい。」

→大事にしたい人生観、仕事観。

 

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)
 

「何かをしているのに意味が無いのではなくて、意味が無いからこそ“せっかく”だから楽しいことをするのだ。」

→せっかくだから楽しい授業がしたい。

 できるようになりたい。忘れないように。

 

 

 

ナナメの夕暮れ (文春e-book)

ナナメの夕暮れ (文春e-book)

 

 「欲望が無いと人間は向上しない?なぜ一流のものを手に入れることだけが欲望だと思うのだろうか。安くてそこそこいいものに囲まれながら、平凡な家庭を築き、気の合う仲間とだけ楽しみ続ける人生を目指すことは欲望ではないのだろうか?それを実現し続けることは奇跡だし、難しいことだ。」

→本当に好きな考え方。まさに理想。

 

 

「先輩方は、なかなか芽が出ない若手に必ずと言っていいほどこうアドバイスします。とにかく一本でも多くのネタを書きなさい、と。その通りでした。」

→仕事における絶対法則。上手くできないと悩んでる暇があったら黙って数をこなすしかない。

 

 

5分の3が芸人さんの本になってしまいました(笑)バカニスルナヨ。

 

 

以上、完全自己満びぼー録でした。

ではまた。

Tschüss!

 

 

 

 

 

その他、ノートに記録した本一覧。(順不同)

絶対に読むな

 

最近は日本語ラップが趣味。

もちろん聴く専門。

 


僕が好きなラッパーにMC松島という人がいる。理由は強さとユーモアを併せ持つから。

 

一旦話が逸れるが、最近尊敬する先輩に、仕事についてある質問をした。

すると、「上達したいと思ってるうちは上達しない」と突き返された。

 

そのとき正直ピンとは来なかったのだが、時間差でそれが分かった気がしたので、備忘録。

 

前置きが長くなった。

MC松島の話に戻ります。

 

MC松島は、バトルで勝ち負けなんてどうでもいいかのような戦い方をする。

 


勝ちたいラッパーは負けたくないから、なるべく負けない戦い方をする。

負けたくないから、失敗したくないから、チャレンジができない。

でも松島は違う。別に勝てなくてもいいから、いろんな戦い方ができる。

自分が楽しむ、言いたいこと言う、観客を笑わせる。


 

そうするとどうなるか。

言いたいこと言う、やりたいことやる

→いろんな新しいチャレンジができる

→それが上手くいくかどうかがわかる

→レパートリーが広がる

→使える技が増える

→強くなる

→楽しくなる

→もっといろんなチャレンジができる

 

 

逆に勝ちたいと思ってる人は

→なるべく失敗したくない

→新しい技を試せない

→レパートリーが広がらない

→勝てない、上達しない

 

先輩が言ってたことってこういうことなのかなっていうのを、ラッパーから感じた話でした。

 


これ先輩に言ったら、お前は本当に馬鹿だなってまた突き返されそう。

 

 

以上、絶対に読まない方がいい不毛な記事でした。
ではまた。Tschüss!

日野市バンザイ

 

強くなりたいから、強い人から学ぶ。

強い人は、芯のある人だと最近は思う。

 

漫画の主人公でも、現実世界でも上り詰める人に共通するのは、"ブレない芯"があるかどうか。

 

それがこの本の主人公、土方歳三にはあった。

 

馬鹿のくせに本は読むが、馬鹿だからロクな感想も言えない。ということで、一文抜粋。

 


「おれはね、近藤さん、

新選組を強くする以外に考えちゃいねえ。」

 


土方の全ての判断基準はそこだった。

目的意識が明確だと、判断が早く、迷いも少なくなる。まさにデキル男だ。かっこいい。

 

 

ちなみに土方歳三は日野市出身。

私と同じです。どうでもいいですね。

ではまた。tschüss!

 

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棚からぼた餅

 

こだわってないのはすぐわかる。

 


この人、こだわってるなあってのより

この人、適当にやってんだなあってのはすぐバレる。

 


もちろん、適当にやっても上手くいくこともある。でもビギナーズラックとか、棚からぼた餅みたいなことは長くは続かない。どうせやるならこだわりを持ってやりたい。

 


と、初めて行った美容院で「この人適当なんだなあ」って人に当たってふと思ったんです。(腹いせに書いてるつもりではないですが、なんか器小さいですね泣)

でもそんな人がいる店には一生行かない。

 


そして、思い返すと自分の周りにはこだわり持ってやってる人が多いと感じた。

翻って自分はどうだろう。こだわり持って仕事ができているだろうか。軸がブレてないだろうか。正直自信はない。

 


自信がないから、自信を持てるように日々こだわり続けるしかないんだけど、

どっちかと言うと、そうありたいっていう理想の話でした。

 


にしても、なんで自分の周りには、こだわり持ってやってるかっこいい人ばっかりなんだろう。悔しいです‼︎

 

 

ではまた。tschüss!

逆算

 

父からは「目的意識」の重要性を教えてもらった。今でも大事にしている言葉だ。

 

目的意識、今の仕事に置き換えるとどうだろう。

なんでその仕事をしてるの?と聞かれたら、「楽しいから」と、なってしまうが、目指すのは「生徒が社会の中でよりよく生きていけるように」になる。

「生徒が社会の中でよりよく生きていけるように」は、どんなことが必要になってくるか。

 


特別支援学校なら自立、社会参加、就労は大きなキーワードになってくるはず。

じゃあその自立、社会参加、就労のためにはどんなことが必要なのか。

自立は身辺処理、社会参加はコミュニケーション、就労は…とかとか。

やっぱり目的意識から逆算すると、いろんな課題が明確になる。逆算しないと、知識や情報に溢れて、何から手をつけるべきかわからなくなる。

 


でもよくよく考えたら逆算しても、何から手をつけるべきかわからない。。。

結局、なにも解決策が見出せませんでしたが、目的意識だけは忘れずにいたいというお話でした。目的の達成方法については、これからたくさん勉強していきたいと思います。

 

ということで、最後にあるエッセイを紹介して終わりたいと思います。

 

 

 

 昨年、夫が参加しているジャズバンドのメンバーが、若くして亡くなりました。あらためて、人生や命について立ち止まって考えさせられました。教師として理想や道徳的に正しいこと、いつも目標を立て努力することなど語り、自分も「こうあるべき」と思ったりして、暮らしてきました。

 でも…。うまくいかないこと、ずるいこと、怠けることも許し、受け入れ、何よりも人生を味わい楽しむことが、最高の生き方なのでは、と思いました。がんと闘いながらも仕事をし、演奏し、旅立っていったメンバー。スイングで送りたいと思います。

某教員向け共済関係リーフレット、「最高の生き方」より。

 

 

許し、受け入れ、人生を味わい楽しむ。

できてないことだらけですが、いつかはそんな人間味溢れた男になりたいものです。

 

ではまた。

Tschüss!

群れない人

 

学生の頃、同じコミュニティで群れない友達がいた。

理由を聞くと、同じ人とずっと一緒にいたら、考え方が偏るからだそうだ。

自分にはない考えで驚いたのを憶えている。

 


今僕は学校で働いている。

この間、お寺のお坊さんと食事する機会があった。


無宗教の僕でも本当に面白いと思える話ばかりだった。あの人の言っていたことが少しだけ分かった気がした。

 


彼が修業をしてきたお寺では、「座禅」をする上で大事にされている考え方がある。

一つは「求めない」という心構え。

一つは「我を削ぎ落とす」感覚。


なぜ求めない、我を削ぎ落とすことが大切なのか、こう教えてくれた。

 

求めるということは、不確実なものを欲するため、手にできなければ苦しみ、手にしたとしてもそれを失わないようにしようとまた苦しむ。

だったら、あれこれと求めずに今ある状態に感謝して生きるほうがいいのでは?

我を落とすということは、「自分が」という思いこそが欲望を生むからだと思います。

 

求めない、我を削ぎ落とすと言われても、

個性や自分らしさが求められる今の世の中で、どうしてもその部分では欲が出る。そこの折り合いをどうつければいいのかわからなかった。

その疑問を彼にぶつけると、こう教えてくれた。

 

自分という存在をはじめ、あらゆるものが絶対的でないからこそ、このように存在して関わり合ってることがとてもありがたいものだと受け取って感謝して、そして、関わり合ってる他のために生きていこうっていうのが仏の生き方だと思います。

 

満たされないっていうのは、求めてるってことで、求めてるってことは、感謝できていないのかな。

自分なりの解釈。そしてまさにここ最近の自分のことです。反省…。

 

かなり前置きが長くなりましたが、要するに自分と違う業界の友達も大事だなと感じた話でした。

 

まぁでも僕はそもそも友達が少ないので

みんな大事な友達なんですけどね。

 

ではまた。Tschüss!

コロナくるな

 

ある先生が言っていた。

「担任は子どもたちの大事な1年間を預かる。

その1年間で、子どもたちにどんなことをプレゼントできるかを考えるべきだ」と。

 

そのために自分なら、体育教師として生徒に少しでも、体を動かすことが楽しいと思ってもらえるような授業を考える。

 

 

またある先生は言った。

「教師がみんな似たような授業や指導しかできないなら、みんな似たような生徒になってしまうんじゃないかな」

 

生徒にも多様性が求められるように、教師にも多様性が求められる。

「が、どんな授業やアプローチをしようが、それを見て良いと思う人がいれば、悪いと思う人もいる。どんなことをしてもとやかく言われる。

だから自分が正しいと思うことをやらなくちゃいけない。」とまた別の先生が言っていた。

 

だから学び続けなきゃいけない。

 

ペーペーの自分には、質より量が必要なのはわかってる。場数を踏むのが何より大事だし、関係する本や雑誌も読むようにしている。(関係ない本や雑誌も見る。めちゃくちゃ見る。)

 

でも質も高められるなら高めたい。

 

 

一流は"本場"で(から)学ぶ。

サッカーならヨーロッパや南米。

じゃあ教育なら?ましてや特別支援教育なら?

 

そんなの、なんて検索したら出てくるんですかね。

 

 

話は変わりますが、この業界に来て早1年が経ちました。コロナの影響で別れが早まりましたが、子どもたちに与えるどころか、与えられてばかりの1年でした。

 

…なにが言いたいかというと、

もっと強くなりたいということです。

精進します。

ではまた。Tschüss!