人生のびぼー録

サッカー選手、教師を経て営業マンになった人のブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

あわてんぼうのサンタクロース

ボールが上手く蹴れなくなる夢を見た。 夢から覚めた直後、隣にいた妻につい聞いてしまった。 「今まで約20年みんなが遊んでるときもひたすら練習してきたつもりだったけど、引退した途端にまた一からのスタートになっちゃったよ。またなにかを20年近く続け…

トイレの出待ちで学んだ「やりたいことを見つける」ために大切な2つのこと

「面白いねぇ。締めの挨拶で、そのテーマについて話をさせてよ」 そんな流れで、代表取締役CEOと新入社員(僕)の対談が 会社の創立10周年記念パーティーで行われた。 テーマは、「自分が本当にやりたいことを見つけるために大切なこと」について。 とん…

初めて”友達”にインタビューをされたので、「引退」の経緯を語ってみた

先日、友人にインタビューをされるという経験をした。 主に24歳にして現役を引退したきっかけについて。 聞かれて、改めて考えて答えることによって、 自分の頭もすっきりした。 友人の許可の元、下記に転載しようと思う、 (以下、転載引用) カズは世代別…

やりたいことが自分でわからない人に読んでほしい本

世間で話題になりすぎると逆に関心がなくなるという経験がよくある。 重い中二病を患っているのかもしれない。。。 例に漏れず、一時期話題になった「夢をかなえるゾウ」もずっと読まないままでいた。 が、ひょんなきっかけから、読むことになったので今日は…

子どもを授かってからドイツに行った大バカ者の話

今日は、この先の人生に迷うすべての人に向けて。 僕には5か月になる娘がいる。 ここだけの話、娘を授かったとわかったとき、産んでも育てることができないのではないかとひたすら迷った。 (無論、命を選択する権利は僕らにはないのだが。) 所属チームを辞…

ドイツサッカー事情

僕が選手を諦めた理由。 結論としては、ドイツ5部リーグで桁違いの上手さの選手がうじゃうじゃいたから。 ドイツは3部リーグからプロ。基本的に4部はほぼ全員サッカーだけで飯を食っていると思ってもらっていいはず。5部以下はチームとしてはアマチュアにな…

不安、心配事の正体

どうやら不安や心配事の原因は、”暇” らしい。言われてみれば確かに、忙しいときには余計なことを考える暇はない。 朝、会社や学校に遅刻しそうだ、とバタバタ準備しているときに考えることは1つ。どうしたら間に合うか。それだけ。 不安や心配事を解消する…

Fish or Beef?

大事な決断をしなければならないとき、どんな判断基準を持っているだろうか。 直感?人に相談してから?それとも楽な方?もちろん正解はない。 今日は備忘録も兼ねてここ最近で学んだ、判断方法の3選をランキング形式で紹介したい。 【第3位】 目的、目標か…

世代別日本代表、全国優勝も経験したのに自分以外全員プロになったことについての考察。

世代別日本代表を経験した。国体で全国優勝もした。単身、ドイツにも挑戦しに行った。 けど、U‐16日本代表で一緒だったメンバーは、自分を除いてほぼ全員プロになった。(23人中21人)2010年U-16日本代表ウズベキスタン遠征メンバー U-16日本代表|日本代表…

【まとめ】スタンフォードのストレスを力に変える教科書

【まとめ】スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォードのストレスを力に変える教科書 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2015/10/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る 【最も印象…

幸せの備忘録

「たまには4人で出かけようか」その一言で、妻と娘と義母と4人で出掛けることになった。とても楽しい1日だった。 その日の夜、妻が言った。 「私が大切にしている人を、同じようにいつも大切にしてくれてありがとう」僕は彼女を本当に素敵な女性だと思っ…

経験からしか語れない

僕はよく人に相談をする。 最終的な判断はもちろん自分でするのだけれど、よりよい選択をするためになるべく多くの情報を仕入れたいからだ。 人に相談するときに気をつけなければいけないのは、 素直に聞き入れること、鵜呑みにしないこと、だ。 ある記事を…

Planned Happenstance

この言葉をご存知だろうか。 日本語にすると、"計画された偶然性" これを僕に教えてくれた人は 立てた計画を進めていく中で、起きた偶然やチャンスをモノにすることが大切、だと言っていた。 振り返ってみると自分は、目標や計画を立てるのが好きだったが、…

なぜ勉強するべきなのか

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1999/01/10 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 168回 この商品を含むブログ (473件) を見る この本に登場する、ある父親が息子(信)へ放った言葉。 信や、貧乏がい…

頭がおかしくて、最高にクール

座右の銘:朝食必須 なんて書かれていたら、この人なんか面白そうだなぁと思わずにいられない。 8月は8冊の本を読んだのだけれど、本でも、こんな風に人間味がある作品に、自分は惹かれてしまうんだなと気づいた。 その中でも抜群に面白かったのは前回の記事…

極上の文章に舌鼓をうつ

素晴らしい本に出会えた。 思わず乗っていたバスを乗り過ごしそうになるぐらい。まぁ降りたけど(笑) タイトルは「コーヒーの人」。 ただのコーヒー好きのための本でしょ?と思うかもしれない。でも侮らないでほしい。 下手な自己啓発本の2万倍は面白い。 人…

30秒で人生を見直す記事

人の成功にばかり気を取られている人が 多すぎるように感じる。 有名人いいなあ 社長いいなあ お金持ちいいなあ (人の役に立っているから相応の結果が得られている。そういった人が素晴らしいことは間違いない) でも待った。 あなたは何者になりたいんだ? "…

復讐せよ

失敗、挫折、裏切り、屈辱、失恋… 人間誰しも、辛い経験をすることがある。 そんな経験の後の行動で人間は二つのパターンに分かれる。 辛い経験をして、泣いて終わるか、復讐するか。 …ただし、ここで言う復讐とは報復行為のような、仕返しのことではない。 …

読書感想文

突然ではあるが、これからは週1度のペースで更新していきたいと思った。 あえてアウトプットの機会を定期的に設けることで、インプットの質を高めたいということが主な目的。 ブログというものは完全な自己満ではあるが、自分だったらどんなものが読みたいか…

3年前のあなたが今のあなたを想像できたか

僕には想像できなかった。 3年前は東京の国立大学に通いながら、Jリーガーを目指してサッカーをしていた。 その後僕は大学を卒業し、縁もゆかりもない青森県のチームでプレーし、ドイツでプレーし、そしてサッカーをやめて、結婚して、子供が生まれた。 僕の…

人の死を見て、自分の生を見直す

─そういう考え方がなぜ震災をきっかけとしてガラッと変わったのですか? 一番大きかったのは死生観が変わったことです。それまでは年齢的にも自分が死ぬとか身の回りの友人が死ぬということに関してはほとんど実感がもてなかったのですが、震災では多くの友…

この先どうなってもいいのならば

最近やっとこさ減ってはきたが、まだまだ、いや一生終わることのないであろう、不倫報道。そしてそれを助長するかのようなドラマや報道。 とても許されるものではないが、やりたきゃやればいい、と今は思う。 もちろんその言葉の後には、「この先どうなって…

アウトプットのすゝめ

アウトプットとインプットには深い相関性があることに気づいたが、なぜそう思うかの説明は上手くできそうにない。 頭がいい人のように論理的でわかりやすい例えで説明をすることができないから、代わりに友達の話をしようと思う。 僕には心から尊敬している…

エビチリ

僕は 〇〇 には自信があります。 こう胸を張って誇れるものをもっている人はこの世の中に何人いるのだろうか。 今日行った中華料理屋の話。 メニューにはこんな文言。 「自信あります。たけしのエビチリ」 思わず注文したが、納得の味。 きっとこの人は自分…

ドイツなんてもう二度と行かない

比較的勤勉な国民性と聞いていたが、時間は守らない、口約束は無いも同然、融通も利かない。子供にはお金をスられるし、ご飯も全く美味しくない。用意された家は真冬に暖房の効かない牢獄みたいな部屋。 基本的には毎日家と練習場の往復。家ではひたすら暇を…

JFLでも試合に出れなかった僕が渡独したらドルトムントと試合できた話

表題の通り、昨日はドルトムントと試合をするチャンスが巡ってきた。いわゆる親善試合なのだが、あのドルトムント との試合。貴重な経験であることには変わりない。 言わずもがな、ドルトムントはドイツの1、2を争うビッククラブ。対する僕は昨年所属したJFL…

音がするかのように

前回の投稿は 自分の代わりどころか、自分以上の実力のある人で溢れかえるようなこの世界の中で(スポーツの世界にしろビジネスの世界にしろ) 大切なのは、自分はこんな人間なんだと表現しようとすること、表現しようと努力すること、そして自分が満足するこ…

It's a Wonderful World

「お前の代わりなんざ腐るほどいんだよ」と神様に言われているかのような絶望感に苛まされる毎日。 スポーツ選手というものは、結果が出なければすぐに切り捨てられ、また新しい選手を獲得、話題にしてはまた結果を出せない選手を切り捨てる。 どんなにいい…

初めて気絶というものを目の当たりにして

「もし明日死んだら」 「もし明日大切な人が死んだら」ということについて考えたことがあるだろうか。 これはもしかしたら考えなくてもいいことなのかもしれない。 ただ、 ・やり残したことはないだろうか。 ・誰かに伝え忘れていることはないだろうか。 こ…

類は友を呼ぶ

高校生に「結婚生活」についての授業をしろと言われたらあなたならどうするだろうか? 以前、教育実習に行ったときに「結婚生活」についての保健の授業を担当したことがあった。大学生だった僕はもちろん結婚生活について何も知らない。 はて、何を教えれば…