人生のびぼー録

サッカー選手、教師を経て営業マンになった人のブログです。

"やりたいこと"のワナ

これぞ目からウロコ。 自分のやりたいことが自分でわからない僕にとっては、非常に価値のある学びだった。

 

林修先生が、親のスネをかじって生活する高学歴ニート相手に授業をする番組。 特に、自分のやりたい仕事がないから働かないという受講生に対して、伝えた言葉が僕にも刺さった。

「人は情報に欲望を喚起されて何かをしたいと思うのである」

 

僕の場合で言うと、幼少期に何らかの形でサッカーという"情報"を得て、サッカー選手を目指した。 同じように、「あれがしたい」「これが欲しい」というものには、総じて外部から与えられたキッカケがある。

つまり、やりたいことというのは、環境や情報に影響を受け、"偶然"生まれるもの。 決して全くゼロの状態から、湧き上がってくるものではないというのだ。

 

 

だから、と、林先生はこう問う。

何かをやりたいってことは本当にそんなに絶対的なものなのか? いろんな情報が内部化されて、自分の思いにすり替わってないか?と。

 

 

ただ、「自分がやりたいこと」に対して「自分にできること」に関しては偶然ではなく、"必然"。 だから、やりたいかどうかで考えるのではなく、「できる」ことからやってみるのも1つの手であるという。 それは、自分ができると感じていることだけではない。 ・自分ができると感じていること ・他人から見てできると思われて(評価されて)いること このどちらも当てはまる。

林先生はそれを続けた結果、結局本来やりたかった、本を書く仕事が巡ってきたりしたという。

 

これほどまでに納得したのは、久々だった。

やりたいことが"偶然"見つかるまでは、自分に「できる」ことを積み重ねていこうと感じた。 そして、いつか必ずそいつを見つけ出す。

 

ところで、自分にできることはなんだろう。 この誰も読んでないようなブログを更新することなのだろうか。 教員免許があるから教員として仕事をすることなのだろうか。

それを考えだすとまた頭が混乱しそうなので、今日はここまで(笑)

林先生、ありがとう。 ではまた。

Tschüss!!