ドイツ人に「夢」を聞いてみた
「君の夢はなに?」
続きを読む前に一度、自分の夢について思い出してみてほしい。
そしてドイツ人に夢を聞いたら何と答えたか、予想してみてほしい。
先日、現在練習参加してるチームのチームメイトの18歳と21歳の選手に
「君の夢はなに?」と聞いてみた。
彼らもプロではないけれど、サッカーでお金をもらってる選手だし、若くてまだまだ先もあるので、当然、サッカー選手として成功したい、もっとサッカーでお金を稼ぎたい、有名になりたい、といったようなサッカー選手としての夢を言ってくるものだと思っていた。
でも実際はこうだった。
「幸せな家庭を築きたいな」
と18歳の彼。
「結婚して子供が2人欲しいんだ」
と21歳の彼。
いろいろな意味で、「え?」と思った。
なぜ驚いたかというと、小学生の頃からプロを目指して競争社会にいたせいか、夢って、プロスポーツ選手になる、とか、起業する、とか、大金持ちになるといった類のものだとばかり思っていたからだ。実際周りにもいたのもそんな夢を持った人ばかりで、僕もそんな夢を抱いてドイツに来た。
夢に正解はない。正しい夢も正しくない夢もない。
でも一つだけ言えるのは、
彼らに夢を聞いてよかったと思った。
毎日愛する奥さんと子供の待つ家に帰る、確かにその幸せに勝るものはないんじゃないかなあと彼らに気付かされた。
もちろんそのために素敵な人に出会ったり、素敵な人に見合うように自分を磨いたり、生活するためにお金を稼がなきゃいけなかったりなど、するべきことはたくさんあるんだろうけど…
日本でも中々他人に夢を聞く機会はないけれど、言葉も文化も違う人と夢について語り合えたのは貴重な経験になった。
先のことはどうなるかわからないけれど
僕も将来の家族の幸せのために
とりあえず今日も
精一杯今日を生きようと思う。
カッコつけた文章ですみません。。。(笑)
では。