人生のびぼー録

サッカー選手、教師を経て営業マンになった人のブログです。

理想の父親像について

以前からしつこいぐらいに言っているが、僕は18年続けてきたサッカーを引退してからというもの、やりたいことが自分でわからない。毎日思い悩む。生きがいは妻と娘だ。

先日、相談したわけでもないのに なにを察してか父にこう言われた。

 

「お前はこの家に生まれてこれただけで"持ってる"んだ。それにこんないいお嫁さんまでもらって。 男ってのはな、女に育てられるんだよ。俺だってママ(僕の母)がいなければ今の俺は絶対にない。 俺が唯一持ってたのはいいお嫁さんをもらったこと。それはお前も同じ。

吉田家に生まれてこれたこと、いいお嫁さんをもらったこと。 これだけのものを"持ってる"んだから、あとはお前の思うように思いっきりやればいいんだよ。 別に失敗したっていいんだから。あとは感謝の気持ちを忘れずに」

 

父は経営者。約250人の従業員を束ねている。仕事の話と愚痴は家では一切漏らさない。どんなに忙しくても僕の試合は必ず見に来てくれた。息子の決断には口を出さずに、常に自由にやらせてくれた。偉そうにすることもなく、いつもユーモアも忘れない。 僕は父が大好きだ。

 

なにが言いたいかというと、僕もこんな父親になりたいのだ。 良き父でありたいし、良き夫でありたい。

 

そのために日々自分を鍛えよう。 昨日の自分より今日の自分が少しでも成長できるように。 先は見えないが、そんな風に成長していける1年にしたい。

今年もいい年になりますように。

 

Tschüss!!