芸人さんの本を読んだ。
あまりにも面白かったのでびぼー録。
今更感とミーハー感が否めないが、それを上回る魅力があったこの1冊から。
舞台で上手くいかなかった時に落ち込むのは生理的なことだから仕方がない。この憂鬱を晴らす方法は次のライブで笑いを取る他にないのだ。
これはどの仕事にも共通することだろう。
人は2つのタイプに分かれると思う。
失敗して自分に向いていないと諦めるか、次に失敗しないために準備するか。
一度道を決めたなら、常に後者を選べる自分でありたい。
芸人の生き様が垣間見えるようで、つい夢中になってしまう本だった。
続いては「ナナメの夕暮れ」を読んでどうしても読みたくなった一冊。期待は裏切られず。
何かをしているのに意味が無いのではなくて、意味が無いからこそ"せっかく"だから楽しいことをするのだ。…ぼくがお笑いをやっていることに使命のような大仰な意味なんてもちろん無い。意味なんて無いからこそ、せっかくだからおもしろいことをやりたくてやっているだけ。
自分が生きてる意味、この仕事をする意味ってなんだろう、と思うことは今まで何度もあった。
だが、ここに答えがあった。
意味なんていらない。せっかくだから、楽しくやればいいのだと教えてもらった。
ちなみにこの本は、文章でこんなに笑ったのは初めてというぐらい笑えた箇所がいくつかあった。
その中の1つも良かったらどうぞ。
毎日寝る前に一日の出来事で幸せだったことを書いていけば、毎日がハッピーになると書いてあったので実践した。だが、四日続けて「はなまるうどんがおいしかった」の一行で逆に寂しくなったので止めた。
いや悲しすぎるでしょ(笑)
せっかくだから楽しい文章、書けるようになりたい…。
ではまた。Tschüss!