やりたいことが自分でわからない人に読んでほしい本
世間で話題になりすぎると逆に関心がなくなるという経験がよくある。 重い中二病を患っているのかもしれない。。。
例に漏れず、一時期話題になった「夢をかなえるゾウ」もずっと読まないままでいた。 が、ひょんなきっかけから、読むことになったので今日はその感想について。
結論
絶対に読んだ方がいい。
どんな人が読むべきか
自分で自分のやりたいことがわからない全ての人へ。
なぜ読むべきか
簡単なあらすじと特に印象に残ったシーンについて。
≪あらすじ≫ さえないサラリーマン生活を送りながら自分を変えたいと願う青年と、青年の元に突然現れた関西弁のインドの神様ガネーシャ。 変わりたいと願う彼にガネーシャが次々と面白おかしく課題を出していく物語。
《特に印象に残ったシーン》
やりたいこと、向いてることがわからない、 ”僕”とガネーシャのやりとりから。(一部省略)
ガ「自分、ラーメンは何味が好き?」
僕「僕はとんこつ味です」
ガ「お、ワシと一緒やな。で、質問やけど、 なんで自分はとんこつ味が一番好きてわかるんやろな?」
僕「それは他の味と比べてとんこつがおいしかったからです」
ガ「せやろ、つまり『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。つまりは『経験』や。 全部経験してるから選べんねん。自分にどれ向いてるか分かんねん。 でも、自分ら、一番大事な『仕事』に関しては、全然経験してへんやないか。 生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。…」
思わず唸った。やりたいことがわからなかった理由がようやくわかった。 経験していないからだ。ガネーシャが言うように、食べてみなくちゃ、わからない。 この例えには非常に納得させられた。
生活の中心だったサッカーがなくなった今、 僕がやるべきことは、自分のやりたいことについて考えることではない。 やってみることなんだと気づけた。
他にも学ぶべきことが本当にたくさん詰まっている。 働き方、仕事について、そして、人生について迷っているすべての人たちにこの本をおすすめしたい。
絶賛迷い中の24歳より。
ではまた。 Tschüß!